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富津公園を散歩する

2020年の8月になっても、コロナは、衰えておりません。したがって、いまだに、Stay home です。

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子供のころから、富津公園は、遊びに行ってました。なんとなく、岬の先端に行って、展望台に上り、東京湾をみて、東京側を見て、こんな所ぐらいで、帰っておりました。このコロナ騒ぎで散歩道を探しているときに、富津公園の散歩道を歩いてみることにしました。

富津公園は、南房総国定公園の東端です。1958年8月1日に指定されております。西端、太平洋側は、太東崎で190kmるそうです。ほとんどが海岸線ですが、内部に、鹿野山や、清澄山があります。このBlogに書きましたが、鋸山も入ります。昔流にいえば、房州でしょう。本当は、安房の国です。1300年以上は、続く国です。
房総半島は、三浦半島と同じく、2000万年から、1500万年の新生代、新第3紀の中新世には、海の底にあったものだそうです。それが、50万年前に、隆起してきて、陸地になったそうです。46億年続く、地球の歴史では、つい先ほどの出来事です。今、市原市で騒いでいる、チバニアンは、70万年前と言ってますので、初めは、海の中ということでしょうか?

房総半島の土地は、泥板岩や、砂岩でできているところが、多きでしょう。私どもが住んでいる上総は、関東ローム層とい、富士山等の火山灰から、構成されており、いわゆる、岩はめったにありません。近くの君津には、多くの砂山があります。岩にはなりきっていない、砂です。この山が、大きく、削り採られているのと見ることができます。

そんなわけで、富津公園は、砂の大地の上に立ってます。富津岬と言われておりまして、東京湾に、飛び出しております。

写真の中央部の東京湾飛び出しているところが、富津岬です。ランドサット衛星写真

この写真の、半分下が、南房総国定公園です。房総半島は、この写真の下の部分にある、愛宕山が408.2mで最高峰です。他県から見れば、山がないといわれても、しょうがないです。

1.県立富津公園

この公園は、南房総国定公園の中の県立富津公園が、正式名でしょう。富津は、木更津。君津をへて、富津市になります。君津は新日本製鉄があるところで、海岸線の16号をへて、富津に入ると、海岸側に5kmほどの岬があります。ここが富津公園です。砂州というか、砂浜です。東京湾の真ん中に飛び出しております。

2.公園入口

公園を入ると、大きな駐車場があります。周りに水泳場、多目的運動所が、あります。
散歩は、駐車場のまえから、公園内の散歩道に入れます。
公園には、池があり、中之島に、中之島展望台があります。

富津公園入口の看板です。
中之島展望台です。周りは、池になってます。
中之島にある砲台跡。明治に造られたそうです。太平洋戦争では、ここは、民間人は入れませんでした。千葉には、九十九里海岸も、軍用地で、民間人は、入れなかったところが多くありました。そのために、自然が残ったメリットが、あります。
中之島にわたる橋です。

3.明治百年記念展望台

岬の尖端に立つ、明治百年記念展望台は、1971年に建設されました。

富津岬の再先端に建てられております。
富津岬の東京湾側、内湾側です。反対側は、工事中で入れませんでした。波の大きさが、まったく違います。ほぼ、太平洋型です。東京湾は、この富津岬で分かれております。

4.海保(かいほう)

明治百年記念展望台の東京湾側に、小さな島が、見えます。これは、海上にある、砲台を配置した、要塞です。明治から大正にかけて、富津沖から、神奈川県の観音崎沖にかけて、3か所の人工島が作られました。太平洋戦争の終わりまで、使われたそうです。1890年の完成してます。日本が戦争に負けた時に、連合軍により、中央部が、破壊されてしまいました。

手前が、第一海保、左側が第2海保です。

今、東京品川に残るお台場は、江戸時代に、1853年寛永6年、アメリカのペリー艦隊が、幕府に開国要求しに、日本に押し寄せた時に、江戸幕府が、12基のお台場、海上砲台を作る計画をしました。1854年にペリーが、2度目に来航した時には、この1部が、完成しており、ペリーは、品川沖まで来ましたが、この砲台のお陰で、横浜まで、引き返したそうです。その後、これらは、民間に、払い下げ等になり、現在は、第3台場が、台場公園になっているそうです。富津沖から見える、海保とは、異なります。

5.おいしいもの

折角、富津まで来ましたら、公園の入り口、駐車場前の食堂に、浅利めしがあります。他の食堂もありますが、私は、高橋食堂の浅利めしがすきです。

公園入口の食堂です。

公園出口の土産物屋で、貝類を売っている、店があります。道路際で、小さい店ですが、ここに、ニシガイ、イチゴという巻貝があります。もともと、東京湾で獲れていたものですが、あまり、流通はありません。もともと、数が少なく、値市場には、出せないものと思います。これ私の個人的見解です。
この、ニシガイの刺身が、おいしいです
この他に、アナゴの揚げ物が、おいしいそうです。私は、木更津のアナゴ飯は、食べたことがありますが、チト癖があります。
富津では、アナゴは、はかりめというそうです。昔、天秤の時代の、棒の部分、分銅をつるすところが、アナゴの模様に似ているために、アナゴをはかりめと呼ぶそうです。なんとなく、千葉的で、好きです。内湾では、ほとんどが、アナゴと思います。
アナゴは、私の推定ですが、穴の中に住んでいるから。

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「富津公園を散歩する」への2件の返信

富津公園・・・読ませていただきました。いろいろと興味が沸いて、機会を見つけて行ってみようと思います。それにしても、コロナは大変ですね。終息の見通しができません。又ご一緒できることを楽しみにしています。

吉田さん

閲覧ありがとうございます。コロナで、水泳ができない代わりに、散歩をしてます。さすがに長浦、だれにも会わず、散歩できます。
Blogにしにくいのですが、東京湾カントリークラブの周りを散歩してますが、かなり、きついです。9コース分を歩きます。
田舎道で、だれにも会いませんが、先日、中学の同級生に会いました。かれは、畑で仕事をしてまして、私を覚えていたらしく、光利と言われて
びっくりしました。私の知らない、道がたくさんありますし、蛇がたくさんおります。
コロナが、落ち着いたら、是非、遊びに来てください。
高品

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