ガネーシャの会

現在のトップの話題です。総裁選挙で菅義偉官房長官が立候補しました。報道では、自民党の無所属の議員が、十数人のグループが、初めは、安部さんの後任には、ならないし、興味がないと言ってましたが、このグループ、ガネーシャの会が、菅さんを促したそうです。いつの間にか、最有力候補になりました。
政治は、まったくわかりませんが、ガネーシャという言葉を聞いて、２５年前ごろ、インドで仕事をしていた時に、こんな、神様の名前を聞いたような、記憶があります。インドの神様は、非常に多様性があり、名前が色々、変わるので、私には、とても覚えきれませんが、発音は、なんとなく、親しみがあります。

 

１．ガネーシャの両親

インドの神様、ヒンドウ教の神の最高神、シバが父親です。パールヴァテイの子供です。パルバテイが、自分の身体を洗ったときに、出た汚れを集めて、人形を作り、それに命を吹き込んで、自分の子供を作りました。この子が、ガネーシャです。
ガネーシャは、美少年だったそうです。ある日、パルバテイーの命令で、浴室の見張りを命じられました。そこへ、父親のシバ神が帰ってきましたが、ガネーシャはシバが父親とは知りません。
ガネーシャは、シバが浴室に入ろうとすることを拒みました。
怒ったシバは、ガネーシャの首をはねました。その首を遠くに投げてしまいました。
このあと、シバは、ガネーシャが自分の子供と、パルバテイに教えられました。シバは、初めて会った、象の首を持ち帰り、ガネーシャに付けました。ガネーシャは、人間の体に象の頭がついております。
インドに勤務中に、不思議な置物があるなーと、思ってましたが、こんなストーリとは、知りませんでした。思えば、インドの
社員が、説明していたような気がしますが、とても、理解できませんでした。いずれにせよ、インドでは、有名な神様です。
日本の仏教では,歓喜天よ呼ばれております。前回のNHKの大河ドラマ、韋駄天をやってましたが、この韋駄天の兄弟だそうです。

２．菅義偉官房長官とガネーシャの関係

今回、菅さんを、総裁選に立候補させた、ガネーシャの会は、韋駄天と関係がありそうです。菅さんを取り巻くグループは、韋駄天の会というものがあったそうです。それを先鋭化して、歓喜天の会、ガネーシャの会にしたようです。歓喜天では、菅さんに結び付きませんが、韋駄天の会では、菅義偉の偉を葦に関係付けられます。韋駄天の兄弟である、歓喜天、すなわち、ガネーシャの会としたらしいです韋駄天のヒンズ経名は、スカンダだそうですので、スカンダの会が、発展して、ガネーシャになったと思われます。しかし、スカンダの会は、無かったようです。

３．ガネーシャの現世利益

この神様の功徳は、

• 富の神
• 事業開始と商売の神
• 学問の神

だそうです。菅グループは、何を願って、ガネーシャを選んだんでしょうか？事業開始か？

４．スジャータの会

ところで、私は、勤務した会社のOBと現役の方で、スジャータの会を楽しんでます。

釈迦が３５歳の時、ガヤー地区のほとりを流れるナイランジャーナ―川で沐浴した後、村娘のスジャータから、ミルクがゆの布施を受け、体力を回復して、菩提樹の下で、瞑想に入り、悟りに達して、仏陀となった故事により、スジャータは、有名です。

日本では、コーヒにれる、ミルクを販売している会社がありまして、スジャータの名前を使っていると思います。

我々の会は、単なる飲み会。菅グループのガネーシャをは、設立の動機も、目的も天と地ほどの違いを感じますが、なんとなく、親しみを感じます。

菅総理が誕生したら、インドの神様の会がいっぱいできるのでは！！